2015年 04月 27日
坂本チビのキョウダイ
2012年10月頃2頭で現れたそうです
翌年4月頃一頭が捕獲されたと聞き、
現場で会った事は無いけど気になってしまったので何度かセンターレポの際に様子を見てました。
この子です。
2013年6月25日撮影
2013年7月23日撮影
多くの子が救いの手を必要としている中で、
自分が気になったからといって我が儘は言えません。
ただ『この子どうですか。人慣れして来ましたか』と聞く事くらいしか出来ません。
センターで4ヶ月を過ごし
8月6日のセンターレポでちばわんに引き出されたのを知った時は
胸を撫で下ろしました。
※ちばわんセンターレポートより
その後こちらで預かられているのを知りました。
ノエルからの贈り物
考えても仕方が無い事ですが、
預かりボラはその子の経緯やそれまでの背景に思いを寄せたりします。
ルルルの預かりさんに、私の知っている事だけでもお伝えしたい衝動に何度も駆られましたが、
キョウダイと思われるもう一頭が残された状態では複雑な心境にさせてしまうだけだろうと思い、
申し訳ないと思いながらお伝えしませんでした。
昨年8月
ルルルにいぬ親さんが決まったと知りましたが
それでもお伝え出来る状況では無いと判断し黙っていました。
その後残されたもう一頭の捕獲を決心してからは、
保護出来たら必ず伝えよう。
一日も早くお伝えしたい。といつも思っていました。
保護を決心するにも
ルルルの預かりさんに伝えるか否かも
相談に乗って下さったり
そっと背中を押して下さったり
時にドーンと背中を押して下さる方達がいます。
いつもありがとうございます。
そんなこんながありまして、
チビ捕獲後やっとルルル(現在はティナちゃんです)の預かりさんだったTさんにお伝えする事が出来ました。
Tさんを通してティナちゃんのいぬ親さんの許可を頂き記事を書いています。
また、先日の凱旋帰国の際には餌やりさん達にティナちゃんの写真をお渡ししました。
皆さん目の回りの事を心配していましたし、
(オペ済みである事も勿論お伝えしました)
素敵ないぬ親さんの元で過ごしている事を大変喜んでいました。
ルルルに関しては2012年10月頃~2013年4月頃までの様子しか分からないのですが、
二頭ともこの期間で体が多少大きくなったそうなので、
現れた当時は生後半年くらいだったのかな。と推定しています。
チビは当時から警戒心が強かったそうですが、
ルルル(現ティナちゃん)は人なつっこかったそうです。
完全な野良犬でそこに流れて来たのでは無く、あまり良い環境では無かったかも知れませんが
人に飼われていたのかも知れません。
センターに収容中のルルルは人慣れしていると感じませんでしたが
それまで頼りにし、いつも一緒にいたチビと離された事や、
環境の変化で心を閉ざしていたのだと思います。
今月開催された湘南いぬ親会に元気な姿を見せにいらして下さったそうです。
奇遇ですがチビと同じメーカーのハーネスだそうです。
ティナ良かったね。
チビも必ず本当の幸せを掴むからね。
心配しないで大丈夫よ。
Tさん
本当に長らくお伝え出来ずに済みませんでした。
かなり驚かせてしまったと思います。
重ねがさねすみませんでした。
やっとお伝えする事が出来て心が少し軽くなりました。
*****
たとえ子犬でも、野犬の子は人慣れしていません。
身を守る為にお口が出る事や、これ以上無いというくらい体を固くしたりします。
ルルルが人慣れしていたのならきっと遺棄なのでしょう。
田舎には蛇口が沢山あります。
遺棄も多いです。
不妊去勢をすれば済む事です。
犬猫には感情があります。
恐怖も痛みも苦しみも感じます。
逆に、愛情も伝わりますし、思い遣りや慈しむ気持ちも持った動物です。
あなたのお子さんやお孫さんだったらどうですか。
妊娠したら(させたら)中絶すればいいわよー
捨てちゃえばいいわよー
殺しちゃえばいいわよー
となるのでしょうか。
田舎に蛇口が多いのは事実ですが、
しっかりとした考えを持っている方もいらっしゃいます。
新しい事をしたり声を上げるのは勇気が要ります。
私も同じなのでよく理解出来ます。
私がビービー泣きつかせて貰っている人は、私の小心さやチキン振りをよくご存知です(滝汗)
でも、知った以上は何かしましょ。
ね。一緒にやりましょ。
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ささ
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