2016年 02月 24日
飼い主のいない猫問題
とある現場。
ここはまだ地域猫活動の主軸である三者協働に持って行けていません。
※地域猫活動における三者協働とは、地域住民・行政・ボランティアです
だども、立ち上がった方が現れまして、
短期間で現場の餌やりさんを見つけ、猫の個体確認をし、
有志で費用を集めたとの事です。
50頭弱います。
活動に協力的な動物病院のお世話になっても、資金は不足しています。
三者協働に持って行けていない状況でTNR先行をしてしまうと、
(この現場の場合は)指定管理者が自分達の問題でもあると認識せず、
ボラや餌やりさんがやればいいや。となる恐れがあります。
一方で、餌だけあげて一匹も避妊去勢していないと言う状況も、
個人的には、印象が良くないと思っています。
ですのでボチボチ始めまっか!
ここの現場ままだちばわんで動くとかでは無いので、
個人的(ちばわんとしてなのか推進員としてなのか曖昧ですけど)に捕獲のお手伝いをさせて頂きました。
事前に、
手術なんてしなくていい!
みんなでご飯あげてんだからそれでいいんだ!
不定期でご飯をあげに来ているおじさんがそう申していると情報がありました。
現場の方達は捕獲作業初体験です。
捕獲方法や捕獲器の取り扱い等を説明しなければなりません。
だども、このおじさんが登場したら対応をしなければなりません。
捕獲作業がストップしてしまいます。
一人じゃ無理だ。
どうしよう。
木更津市で地域猫活動を頑張っているMさんが快諾して下さいました。
Mさんもお忙しい中ありがとうございました。
残念ながら変な主張をするおじさんは登場しませんでした。
チェッ。
喧嘩とかをするつもりだったのでは無いですよ(笑)
やる気のある方達が活動をし易いように話を付けておきたかったんです。
これに関しては残念でしたが、
捕獲作業は相談者さんとMさんのお陰で概ねスムーズに進みました。
先は長いし問題は大きいけど
あなた達よかったね。
救世主が現れたね。
この現場、以前書いたこの現場です。
http://tinugure.exblog.jp/23035914/
北海道に引っ越しをされたYさん。
ご飯をあげるだけでは無く、数匹はお家の子として引き取って下さっていました。
状態の悪い子にお薬をあげてもいました。
が、引っ越しをされた後で電話でお話をした際、
自分達も悪かった。と仰っていました。
現場の猫達の今後を大変心配をされていました。
きっと、積極的な問題解決を図らなかった事を後悔されていたんだと思います。
引っ越してしまえば何とでも言えるよ。という意見もあるかと思いますが、
Yさんは、費用の申し出、具体的な金額も当時仰っていました。
まだ動けていなかったので、受け取る事は出来ません。
Yさんに連絡をしてみようかな。
お金が欲しくてでは無いですよ。
少し動き出した事をお伝えしようかな。
安心してくれるかな。
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ささ
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